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木祖小6年・寺平さん 陸上100㍍で中信V

 木祖村の木祖源流トラッククラブ(TC)に所属する木祖小学校6年・寺平祈愛さん(11)がこのほど、中信地区小学生陸上競技大会の6年女子100㍍決勝で、大会新記録となる13秒28をマークし優勝した。27日現在、今年の同種目の県ランキング2位の記録となる。6月の県大会に向けて、寺平さんは12秒台を目標に、さらなる自己ベストの更新を目指している。

 中信大会は選手、観客ともに多くて緊張したが、順位のことは考えず自己ベストを出そうと全力で走ったという。
 寺平さんは4年生の時に木祖源流TCに入り、陸上競技を始めた。昨年8月の東海大会では5年女子100㍍で大会記録を塗り替えて優勝。今年に入ってからも調子を上げ、5月6日に土のグラウンドで記録が出にくいとされる大桑村スポーツ公園陸上競技場で行われた木曽郡大会で、6年女子100㍍の記録を22年ぶりに更新した。原智恵コーチは「軸がぶれない走り方と後半の伸びが強み」とする。
 県大会に向けて、最大のライバルが現在、同種目でランキング1位の大熊杏美選手(坂城JAC)だ。大熊選手の自己ベストは13秒20で、寺平さんとわずか0・08秒差。5年生の時も県大会で争った。原コーチは「2人の力が飛び抜けており互角。県大会決勝が勝負になるのでは」とみる。
 寺平さんは、助走区間を設け100㍍を走る「加速走」では12秒台を出しているという。課題だったスタートも改善し「良くなってきている」と手応えを語る。寺平さんは、目標達成に向けた新たな改善点に後半の走りを挙げ、「腕を振って、足を前に出し、12秒台を出したい」と話している。