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朝日と山形の消防団がタッグ 災害に備え初の合同訓練

合同訓練に参加する朝日、山形両村の消防団員

 朝日、山形の両村消防団が26日、初めて合同の総合訓練を朝日村民グラウンドで実施した。隣り合う村同士、広域的な災害が発生した際は助け合って減災に努め、住民の生命を守ろうと、両団長の発案で実現した。団員たちは日頃の訓練の成果を披露し、今後も切磋琢磨して技術力を高め、災害に備えて力を合わせることを確認した。

 朝日村消防団から第1~5分団の81人とラッパ隊員10人、山形村消防団から地区ごと計6個分団の121人とラッパ隊員35人が参加した。松本広域消防局山形消防署の署員らが講師を務めた。
 訓練では、分団ごとに機械や服装を点検した後、分列行進をし、観客や関係者にきびきびとした姿を見せた。
 操法訓練が行われ、朝日村の第4分団と山形村の上竹田分団がそれぞれ「小型ポンプ操法」に、朝日村の第1分団が「ポンプ車操法」に臨んだ。模擬審査もあり、団員たちは乱れが出ないように正確にホースをつなぎ、声を掛け合い、素早く的めがけて放水した。両ラッパ隊による勇壮な演奏もあった。
 開会式で、朝日村の小林弘幸村長は「有事の際に強固な連携を発揮するため、訓練を機に決意を新たにし、村民の負託に応えることを期待します」と呼び掛けた。
 両消防団はともに松本消防協会の第5ブロックに所属し、鉢盛中学校の防災訓練にも合同で参加しているが、2団間で合同訓練をしたことはなかった。
 山形村の堤博彦団長(60)は「互いの技術や装備を見て、参考にさせてもらえることがあり、自分たちの課題を知ることもできた。今後の活動に生かしたい」と話した。朝日村の小林弘之団長(60)は「よい訓練ができた。今後も連携して訓練し、団員の親睦を深め、士気や技術の向上につなげたい」と期待していた。