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降旗康男さん死去 松本出身84歳 映画監督

 「鉄道員(ぽっぽや)」などで知られる、映画監督の降旗康男(ふるはた・やすお)さんが20日、肺炎のため亡くなった。84歳だった。(読売)

 降旗さんは松本市出身で、松本深志高校、東京大学文学部フランス文学科を卒業して東映に入社、その後フリーになった。高倉健さん主演の映画を数多く手掛け、代表作に「ホタル」や「鉄道員(ぽっぽや)」などがある。
 降旗さんと近年まで交流のあった映画コラムニストの合木こずえさん(60)=塩尻市=は訃報に接して絶句した。コラムニストになりたての23年前にインタビューで初めて行き会い、人生に大きな影響を受けた。「あのときから降旗監督の大ファンになった。映画監督の中で一番のダンディズムを持った方だった」と惜しんだ。
 NPO法人・コミュニティシネマ松本CINEMAセレクト理事長の宮崎善文さん(57)=山形村=は「直接お会いしたことはなかった。高倉健さん主演の「冬の華」(昭和53年)を手掛けて以降、東映の大作を手掛けるようになり、年を重ねた高倉さんのイメージを形作ったエポックメイキングといえる監督」と語った。