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王滝の絆育む運動会、にぎやかく 小中学校と村民が合同で

 春の運動会シーズンを迎え、王滝村の王滝小中学校と村民合同の運動会が25日に、同校校庭で開かれた。本年度、王滝小には新入児童がなく、1年生がいない中、2~6年生と、中学生の計33人のほかに、村民ら100人以上が参加して運動会を盛り上げた。

 短距離走や大玉送り、地区対抗の障害物リレーなど15の競技・種目が行われた。小学生全員による組み体操・表現は「16人の挑戦」をテーマに掲げ、4~6年生が組み体操の技を次々に披露し、2、3年生が音楽に合わせて軽快にダンスを踊った。演技終盤、6年生の児童3人が「1年生を迎えられなかったさみしさもあるが、私たちの周りには仲間や中学生の先輩、家族、支えてくれる村の人たちがいる。周りの人たちに元気を与えられるように精いっぱい取り組んできた」とあいさつ。最後の大技「タワー」を披露すると、村民から惜しみない拍手が送られた。6年生の林依歩記さん(11)は「村の人たちが笑顔になってくれるのが見えた」と喜んでいた。
 王滝村では例年、小中学校の運動会を午前中に、村民の運動会を午後に開催していたが、児童・生徒数の減少を背景に、今年から合同で開催することになった。実行委員長の一人、立花裕美子公民館長(59)は「新たな形での開催だったが、午前中から多くの村民の参加があり、盛り上がった」と話していた。