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レトロな「寺子屋ノート」で県内の名所PR 塩尻の業者が土産品製作

観光客らに人気の寺子屋ノート。右から松本城、奈良井宿、地獄谷野猿公苑
 松本城や奈良井宿など中信地方をはじめとする県内の観光名所をモチーフにした土産品の帳面「寺子屋ノート」が誕生し、外国人観光客らに喜ばれている。美容室やレンタル着物店を展開するモナミ(塩尻市広丘原新田、磐佐健太郎社長)が一風変わった手土産を通じて信州の美しい景観を国内外に広めてもらおうと製作した。シリーズ化して順次種類を増やしていく。
 昔懐かしい学習帳を思わせるA5判のノートで一冊350円。5月半ばまでに漆黒の「松本城」、レトロブラウンの「奈良井宿」、湯の花色の「地獄谷野猿公苑」の3種類が完成した。いずれも表紙と裏表紙に各名所の代表的な景観を載せ英語の解説を添えている。  着付けにも力を入れるモナミは平成28年、外国人観光客らに和装を体験してもらうレンタル着物店「花こみち」を松本市大手3に開店した。同店を軸に観光事業部門を立ち上げ、ソフト・ハード両面からさまざまな「旅の記念」を提案している。寺子屋ノートも一環だ。観光協会や関係機関の許可を得た上で磐佐社長が自ら現地に出向いて撮影し、家族と一緒にパソコンでデザインしている。  松本市内の旅館、ホテル、物販店と両市にある自社の店舗で販売しており幅広い世代や国籍の人に喜ばれているという。今後は上高地や短歌の里・広丘などのノートも作りたい考えで「かさばらない手軽さも売り。信州にはこんな素晴らしい場所があるんだと多くの人に知ってもらう機会になれば」と話している。