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春山バスで乗鞍大雪渓へ 運行区間が25日から延長

槍・穂高連峰を背に最大で高さ12㍍となっている雪の壁の間を進む春山バス

 松本市の乗鞍高原と乗鞍岳を結ぶ「乗鞍エコーライン」(県道乗鞍岳線)を走る春山バスの運行区間が25日から、標高約2600㍍の大雪渓・肩の小屋口まで延長される。終点付近では一面の雪景色で春スキーを楽しむ人の姿も数多く見られ、高いところでは12㍍にも達する雪の壁も見どころになっている。

 運行区間延長に先立って23日、試験運行が行われた。大雪渓付近の積雪は春先に積もった雪で例年よりも多く、徒歩で上がってきたスキーヤーが滑りを楽しんでいた。青空が広がる好天となり、槍―穂高連峰や中央アルプスの山々も遠望できた。
 春山バスは市やアルピコ交通、のりくら観光協会などが6月末まで運行する。1日5往復で、料金は運行区間延長前と同じで往復が一般2500円となっている。
 終点のバス亭近くでは特別天然記念物のライチョウも見られた。以前より少なくなっているものの、ごみを廃棄したり、動植物を採取したりする人もいるといい、のりくら観光協会の福島眞会長は「国立公園内なのでマナーを守った上で、多くの人に自然を楽しんでもらえたら」と話していた。