教育・子育て

運動遊びで心も体も健康に 山形村児童館で新たな取り組み

歓声を上げて「雪合戦ごっこ」を楽しむ児童

 山形村ふれあい児童館は今月、小学生を対象に「運動遊び事業」を始めた。10月までに10回を計画しており、体を動かして遊ぶきっかけをつくって楽しさを感じさせる。運動を交えて遊ぶ児童が固定化し、遊び方もマンネリ化しているという問題意識から企画した。友達とのコミュニケーションや礼儀などを大事にする感覚も養う。

 安曇野市三郷小倉で、子供たちを対象にした自然体験教室「どあい冒険くらぶ」を主宰する大浜崇さん(50)が講師を務める。1~3年生は学年ごとに、4~6年生は一緒に活動する形で、さまざまな遊びを楽しむ。
 初回は「雪合戦ごっこ」をした。2組に分かれ、柔らかいボールで的当てをするゲームで、子供たちは歓声を上げて楽しんでいた。山形小学校3年の佐藤こはるさんは「楽しかった。走ったり投げたりするのが好き」と話した。最初は気乗りがしなかったという犬浦瑠郁さんも「やったら楽しかった。次もやりたい」と喜んでいた。
 大浜さんは、子供たちを楽しく導きながらも最初と最後はしっかりとあいさつし、ルールの理解や相手の気持ちを尊重する態度、どうやったらうまくいくのかを自発的に考えるように導いた。取材に「参加を機会に、体を動かす遊びに親しんでもらえれば」と話した。
 事業は、放課後の児童の居場所づくりや心と体の健康づくりといった目的を掲げる。遊びを通じてうまくいくうれしさや達成感、失敗するくやしさなどに触れさせる考えだ。ふれあい児童館の佐塚百合子館長は「児童館は遊びを提供する場所。遊びはいろいろな力を培う」と期待している。
 3年生が午後3時半、1年生が3時50分、2年生が4時20分、4~6年生が4時40分に始まる日程で行う。参加申し込みは不要。次回以降は6月3日、17日、7月1日、8日、9月2日、9日、10月7日、28日に行う。問い合わせはふれあい児童館(電話0263・98・3081)へ。