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木曽の初夏の味「朴葉巻き」店頭に

 木曽地方に初夏の訪れを告げる菓子「朴葉巻き」が、店頭に並び始めた。青々とした朴の葉が採れる7月いっぱいまでの旬の味で、野趣あふれるさわやかな芳香が店内に漂っている。

 木曽町福島の菓子店・田ぐち(田口益生社長)は、17日に製造と販売を始めた。木曽路の朴の葉の生育に合わせて販売の時期を見極め「ようやく厚みが整った」。開始日は平年並みで、今年は霜害を受けることもなく葉の生育が安定し、傷も汚れもないという。
 青々とした葉が積まれている作業場では、慣れた手つきのスタッフが、1本の枝に複数枚ついた葉の一枚一枚でまんじゅうを包んでいた。シーズンの始めは葉が柔らかく、作業には気を使うという。
 季節の郷土菓子は「木曽の便り」としても重宝され、全国にも発送されるが、田口社長は「ぜひ新緑輝く木曽路に足を運んでいただいて、季節感あふれる味覚を楽しんでほしい」と勧めている。

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