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読書マラソン完走目指せ 筑摩野中図書館が提案

 松本市の筑摩野中学校図書館が本年度、生徒たちに多くの本に親しんでもらおうと、読んだ本を自分で記録する「読書通帳」の発行を始めた。ページ数を記録する項目もあり、42・195キロを走るマラソンにちなんで4万2195ページの読破を目指す「読書マラソン」を提案している。生徒たちが、長編小説や各種専門書といった読み応えのある本にも積極的にチャレンジする動機付けになればと期待している。

 A6サイズの14ページで、本を借りた日と書名、著者名、ページ数を記入していく。読書マラソン完走の目安は300ページ相当の本約140冊という。完走者には図書館から記念品が贈られる。
 読書への意欲や達成感につなげようと、市図書館の同様の取り組み「貯本通帳」を参考に企画し、読書推進運動協議会が提唱する「子ども読書の日」の4月23日から始めた。
 生徒会の図書委員会とともに準備を進めてきた図書館司書の下島和代さんによると、同校では昨年300冊以上読んだ生徒が10人以上いた。読書の実績を記録する際、冊数が競われる傾向もあるため、長編小説など腰を据えて読む本にも挑戦してほしいと企画した。下島さんは「いろいろなジャンルの本に出合ってほしい」と願っている。