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不法投棄 前年度比37%減 昨年度の塩尻市 防止対策注力さらに

 平成30年度に塩尻市内に不法投棄され、回収されたごみの量は、前年度より37・1%減と大幅に減少した。春と秋の一斉清掃で回収されたごみが前年度より7割近く少なかったためで、市は今後も不法投棄の防止対策に力を入れる。

 30年度に回収された不法投棄ごみは、可燃物が11・6トン(前年度比42・6%減)、資源物が7・4トン(同21・0%減)、不燃物が2・1トン(46・5%減)だった。春と秋の一斉清掃の回収量はいずれも約2・2トンで、春は前年度比67・6%減、秋は同64・9%減と大幅に少なかった。
 また、例年は3~4月の不法投棄が多く、回収分量が増えるが、30年度の4月分は約1・7トンで同42・1%減と少なかった。このうち資源物は約0・6トンで同58・7%減だった。市生活環境課は「投げ捨てたごみが隠れる積雪が少なく、不法投棄をしづらかったことも要因の一つではないか」と推測する。
 市は昨年、不法投棄されたごみの中身から所有者が判明した10件について、塩尻警察署に通報した。不法投棄が多い場所には監視カメラを設置し、防止対策を行っている。青木薫市民生活課長は「不法投棄の量は年度によって波があるが、減少が続いてほしい」と話している。

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