政治・経済

松本の2施設で証明書交付が終了 あがたの森文化会館と駅前会館、9月末で

 松本市は、あがたの森文化会館(県3)と駅前会館(深志2)における住民票などの証明書交付サービスを、9月末で終了する。利用者の減少や証明書取得方法の充実が主な理由で、2施設でのサービス停止について、今後、市広報紙などを通じて市民への周知浸透を図っていく方針だ。

 支所・出張所を含む市役所以外で市の証明書が取得できる公共施設は、サービスを終了する2施設を含め3施設あり、残りの市総合社会福祉センターでは交付を継続する。
 あがたの森文化会館では昭和58年7月に、駅前会館では62年5月にそれぞれ証明書交付サービスを始めた。平成30年度の証明書発行状況は、あがたの森が1374件で10年前に比べ43・8%減、駅前会館は2501件で同比28・4%減だった。いずれも、昨年度に市が取り扱った証明書発行総数27万3824件のうち、1%未満だった。
 28年2月にマイナンバーカードによるコンビニ交付を始め、29年12月には市役所本庁舎で月1回の「休日窓口」を開設するなど取得方法も多様化させている。ただ、マイナンバーカードの発行件数は市人口の1割程度で、証明書のコンビニ交付も30年度は7261件(2・7%)と浸透しているとは言い難い。市民課では、7月と8月に2回ずつ計4回、あがたの森文化会館と駅前会館でマイナンバーカードの説明や申請出張窓口を開設し、普及を図る方針だ。