政治・経済

長野銀行の新頭取に西澤仁志氏 9年ぶりにトップ交代

抱負を語る西澤氏
 長野銀行(松本市渚2)は15日、取締役会を開き、取締役頭取の中條功氏(68)が退任して取締役会長に、常務取締役の西澤仁志氏(56)が新頭取に就く役員人事を内定した。中條氏の頭取就任から9年が経過し、第11次中期経営計画(本年度から3カ年)がスタートするタイミングでトップの交代を決断した。6月26日に開催を予定する株主総会と取締役会で正式決定する。
 西澤氏はみずほ銀行時代に企画やシステム部門を、平成26年に長野銀行入行後も証券や総務部門など幅広い分野を担当してきた。役員会の終了後に会見した西澤氏は「大変難しい時代にかじ取りを任され、身の引き締まる思い。しっかりと顧客と向き合うことを積み重ねたい」と述べた。  中條氏はリーマンショック後の平成22年に就任した。不良債権処理を進めるとともに、赤字経営体質からの脱却を図るため、取引先の拡充や収益力強化に努めてきた。松本山雅FCの支援なども積極的に行ってきた。西澤氏について「変化の時代に対応できる資質を備えている」と評した。  記者会見で両氏は、地銀が置かれた環境について、低金利の長期化やフィンテックなど新しい金融サービスの伸長で先が見通しにくい状態との見方を示した。

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