教育・子育て

子育てコンシェルジュが全こどもプラザに配置 波田に安心ルーム開設で完了

波田こどもプラザに4月から常駐している子育てコンシェルジュの小林さん(左)

 松本市は今春、波田こどもプラザ(波田)に「子ども子育て安心ルーム」を開設し、育児の相談に応じて専門機関との橋渡しもする非常勤特別職の「子育てコンシェルジュ」を配置した。平成28年度から市内のこどもプラザ全4館に順次開設・配置しており、これで全ての館への開設・配置が完了した。相談件数も増えており、親子が安心できる環境づくりに努めている。
 4人目の子育てコンシェルジュとして、波田こどもプラザには助産師の小林幸子さん(54)=大手5=が常駐している。市内の国・公立病院に勤務経験があり、3月末まで別のこどもプラザの嘱託職員だった。2児の母親でもある小林さんは「人間関係を築き話しやすい環境を」と心掛ける。2月に次女を出産した小澤さやかさん(36)は、小林さんの助言を受けたといい「おっぱいや授乳の悩みを聞いてもらい、すごく助かった。安心感がある」と感謝した。波田の4月末までの相談件数は79件だった。
 子育てコンシェルジュは、28年10月に筑摩、29年4月に小宮、30年4月に南郷と配置してきた。30年度は、29年度の1・8倍にあたる2539件の相談が寄せられ、主は子供の発達や発育に関する相談で4割以上を占めた。30年度は子育てコンシェルジュと連携する「母子保健コーディネーター」(28年度設置)に1057件、「保育コンシェルジュ」(30年度設置)に1130件の相談があり、浸透してきた様子がうかがえる。
 市施策の「切れ目のない子育て支援」の一環で、こども育成課の青木直美課長は「気軽に行って話せる場所が身近にあるのが大事」とする。プラザがない南部地域は、芳川児童センター隣の未就園児親子向け施設・なんぶすくすくが相談対応もしている。

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