地域の話題

守ろう子供の交通安全 きょうから春の運動

 春の全国交通安全運動が11日から20日まで全国一斉に行われる。松本市島立の県松本合同庁舎では10日に出陣式が開かれ、県松本地域振興局や松本市、松本警察署、松本交通安全協会など15機関・団体から約200人が参加し、悲惨な事故を一件でも減らすよう誓った。今月8日に大津市で園児2人が犠牲になる事故が発生したばかりということもあり、参加者たちは幼い命を守るための取り組みにあらためて意識を高めていた。

 出陣式で整列した参加者を前に、松本市の菅谷昭市長は大津市の事故に触れ、「子供が新生活に慣れてくる時期。通学路などに一層の注意を」と呼び掛けた。松本署の倉科邦彦署長は大津市の事故を起こしたドライバーが50代と60代の女性で、高齢運転者や飲酒運転が引き起こした事故ではないことを示し、「事故は誰でも起こしうるもの」と述べ、全ての運転者に注意を促した。
 式の後には合同庁舎北の交差点で街頭啓発活動が行われた。参加者は信号待ちで停車した車のドライバーにティッシュなどの啓発品を手渡して、安全運転を呼び掛けていた。
 松本署管内では今年、9日現在で交通事故が376件(前年同期比20件減)発生しており、負傷者449人(同14人減)、死者1人(同増減なし)となっている。