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穂高・はたらく工房 空き家の木材でテーブル製作

 安曇野市穂高有明の就労継続支援B型事業所・はたらく工房が、空き家の片付け業務などで譲り受けた古い無垢材を活用し、テーブルの受注製作を始めた。木の板に鉄の脚を付けたシンプルなデザインで、板のやすりがけやオイル塗りを利用者が手掛けている。製作数を増やすため、工房は片付けの依頼や天板に使える木材の寄付を呼び掛けている。

 工房では18歳から60代までの15人ほどの利用者が、依頼に応じて空き家の片付け、施設や野外の清掃、農作物の収穫などに取り組んでいる。
 空き家の片付けで捨てられるだけだった味のある木製の家具や廃材に着目し、2月ころからテーブルを作り始めた。天板は目の粗さが違う4種類のやすりを使い、丁寧に磨いている。やすり担当の山之内大悟さん(21)=穂高柏原=は「木工が好きなので楽しい」とほほ笑む。溶接の経験がある利用者もおり、現在は職員がおこなっている脚の取り付けも訓練中という。
 知り合いづてに注文を受け、これまでにサイズの異なる5台を完成させた。職員の中村健太さんは「要望に応じたサイズで作るので、お店などからの依頼も大歓迎」と話す。施設管理者の狩野ナギラさんは「地域の資源を使って、地域の人に喜んでもらえる製品を作っていきたい。テーブル製作や空き家の片付けのご依頼もぜひお気軽に」と呼び掛ける。
 問い合わせは、はたらく工房(電話0263・83・8316=日曜定休)へ。