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2019.5.19みすず野

 シェアサイクルを初めて利用した。堀金の道の駅で借り、常念に向かって緩やかな上り坂の県道を国営公園まで。一汗かいた。田んぼの早苗がカエルも見えそうなくらい近かったり、車だと見過ごしていたレンゲソウが見られたり。帰り道は「人生下り坂最高!」だった◆松本市でもシェアサイクル事業が始まり、「ポート」と呼ぶ専用の駐輪場を街なかで見掛ける。借りた場所以外でも返せるのが特徴で、ネットで見ると、都会では通勤や仕事中の近場への移動、観光―と使い道が多い。国は来年度までにポート数を4年前に比べて倍増させる計画だ◆奈良の明日香村も京都の嵯峨野もレンタサイクルで回った。ふらっと降り立った駅前に自転車とモデルコースのマップがあれば巡ってみたい。他の移動手段と組み合わせて選択肢に加わり、観光客の利便が高まるといい。安曇野と松本で相互乗り入れが推進できる方策も今後協議するという◆会社へ戻り「電動アシストの恩恵をいまひとつ感じなかった」と言ったら、同僚が「バッテリーを起動させたか」と笑った。スイッチがあるらしい。初めて乗る人にも配慮してもらうとありがたい。

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