連載・特集

2019.5.14みすず野

すっきり五月晴れとはいかないが、一年で最も美しい季節を迎えた。もう遅霜もないだろう。何より緑が美しい。萌え出た木々の若葉は、単に緑色ではなく、濃淡があって、確かに「山笑う」という表現が当てはまる◆ほどなくみずみずしい緑となり、濃さを加えて万緑に。日曜日、農産物の直売所をのぞいてみたら、山菜コーナーにタケノコが出荷されていた。太く大きな数本。成長が早いため、食べごろは芽生えてから10日ほどだ。タケノコの炊き込みご飯が食べたいと思って、調理の手間も顧みず、買い込んだ◆そんな自然界の移ろいに、気を取られていたわけではないけれど、大相撲の夏場所が東京・両国国技館で始まった。西小結の御嶽海は、14場所連続の三役(関脇、小結)。この間優勝1回、殊勲賞4回、技能賞1回とすごい成績だが、慣れてしまったファンは、「もっともっと」と期待する◆痛めていた左足のけがも回復し、稽古を積めたようなので、大関への足固めの場所にしてほしい。サッカー松本山雅は、ボール支配率の低さ、得点の少なさが気になる。相手が強いと言えばそれまでだが、夏に向けいっそう奮起を。