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GWの空で光の競演 珍しい自然現象「暈」と「環水平アーク」出現

太陽の周りに姿を見せた暈(かさ)と環水平アーク(28日午前10時55分、松本市中心街の千歳橋から南の空)

 太陽の周りに現れる大きな光の輪「暈(かさ)」が28日、松本地方の各地で見られた。雲の中の氷粒などで光が屈折してできる現象で、さらに太陽の下部分には虹色の帯が水平に延びる「環水平アーク」も見えた。地元の人たちや大型連休を楽しんでいた観光客らは、思いがけない不思議な光景を目にして驚きながら、急いでカメラで写真に撮るなどしていた。

 午前中を中心に各地で見られた。寒気の影響で朝は氷点下に冷え込んだこの日、日中は薄雲がベールのようにかかる中で日差しが注ぎ、珍しい現象を引き起こしたとみられる。
 松本市中心街の女鳥羽川右岸沿いで老舗陶器店「陶苑 大坂屋」を営む荻原正久さん(82)は「なんかみんなが空を見上げているなあと思って自分も見たが、こんなのは初めて。これはすごい」とびっくりしていた。
 朝方の最低気温は各地で3月中~下旬並みとなり、木曽町開田高原は平年より7・6度低い氷点下6・3度、松本市沢村は7・4度低い氷点下0・8度だった。

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