地域の話題

花フェスタあす開幕 一面に植栽会場整う

地元の子供たちなど約2000人が協力して作り上げた大花壇。緑化を学んだ市民有志(右側)が植栽活動を支えている

 国内最大級の花と緑の祭典「第36回全国都市緑化信州フェア(信州花フェスタ2019)」(実行委員会主催)が、25日に開幕する。県内では初開催で、県松本平広域公園をメイン会場に6月16日まで、花や緑と触れ合える多彩な企画が展開される。23日には、メイン会場で地元住民などに向けた内覧会が開かれ、約700品種約100万株の花や緑で彩られた園内がお披露目された。

 花フェスタの目玉企画の一つで、北アルプスを背景に約15万株の花が楽しめるメイン会場の大花壇「北アルプスと花の丘」は、地元の小中学生や地域住民ら約2000人が植栽に参加し、大勢の力で造り上げてきた。花フェスタを機に身近なところで花緑を楽しむ輪を広めるための大切な市民協働活動で、植栽に携わってきた人たちは、全国から訪れる大勢の来場者に感動を届けたいと願っている。
 植栽は昨秋に始まり、約5000平方メートルの丘陵花壇に色とりどりの花が咲く。青系や白の花で残雪の北アルプスや雪解けの水を、黄やオレンジで春の訪れを表現し、5月中旬にかけて赤やピンクの花々が開く。23日には松本市の菅野小学校4年生が開幕直前の植え付けをした。
 植栽を支える一員が、1年前から通年講座で花壇づくりや緑化を学んできた「信州グリーンフィンガーズ」「信州フラワーパートナーズ」の市民たち56人だ。成果を生かし、子供たちに植栽のやり方を教えるなど、協働作業のリーダー役・サポート役として動いている。グリーンフィンガーズの丸山宏一さん(75)=伊那市=は「冬を越え、だんだん色合いが増してきて感無量」と花壇の完成を喜び、庄司陽子さん(40)=松本市松原=は「みんなの力が詰まった花壇。たくさんの人に見てほしい」と話している。大花壇の最後の植栽は、開幕後の4月26日~5月6日に来場者が行う。