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カフェポリジで「お届け隊」が活躍 仕事に誇り、生き生きと

 松本市双葉の複合福祉施設・なんぷくプラザ内で障害のある人たちが働くカフェポリジで、配達を担う「お届け隊」が活躍している。カフェは市社会福祉協議会が運営する障害者就労支援事業所・市希望の家の事業の一環で、利用者らにとっては花形の職場だという。特性により接客や厨房が務まる利用者は限られるものの、「お届け隊」のメンバーもポリジの一員として誇りを持って仕事に臨んでいる。

 配達は2年ほど前から始め、プラザ内と隣接する市総合社会福祉センターを対象に、職員や利用団体からの注文を受けて食事や飲み物を届けている。
 同センターで活動する市プラチナセンターのハーモニカサークル「カナデル会」から注文が入った日は、利用者3人がそろいのエプロン姿で焼きカレーやつくね丼など8人分の昼食を届けた。こぼさないよう慎重に品物を運び、到着すると歓迎を受けながら笑顔で手渡していった。
 3回目の参加となった早川一真さん(27)は「いろいろな人に会い、『ありがとう』と言ってもらえるのがうれしい」とやりがいを話し、カナデル会の浅野拓平会長(78)は「届けてもらいありがたい。皆まじめに頑張っているので応援したい」と目を細めていた。
 希望の家では、現在22人が箱折りや不要品のリサイクル作業などに励んでいる。うち15人ほどが清掃を含むカフェの仕事に携わり、「お届け隊」は作業との兼ね合いで毎回2、3人が出掛けていく。
 社協の担当者は「地域の方と触れ合えることが大事。皆さんに様子を知っていただく機会にもなり、理解につながれば」と願っている。

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