政治・経済

松本の新人市議どうなる会派入り 7人めぐり綱引き

 31人の当選が決まった松本市議会議員選挙から一夜明けた22日、来月1日の新議会スタートに向けて、早くも新人の会派入りを巡る動きが始まった。現職の引退・落選で所属人数が減る会派もある中、会派側が新人を勧誘したり、逆に充実した議員活動を目指して新人側が会派入りを模索したりしている。当面は、当選した新人9人のうち、すでに会派を結成している共産党と公明党の当選者を除いた7人の会派選びが注目される。

 信条を同じくするなどして3人以上集まると会派を結成できる。会派になると、市政課題を市長らにただす定例会一般質問での持ち時間は1人当たりの15分に加え、会派としての基礎時間15分が付与されるなど議員活動上の利点がある。
 今回の改選により、最大会派の開明は現在8人から5人に、誠の会は6人から4人に、政友会は5人から4人に、みんなの未来は5人から3人にそれぞれ減る。共産党は現職1人と当選した新人1人が入れ替わって4人のまま変わらない。公明党は新人1人が増えて4人となる。
 共産、公明以外の新人7人は、初めて市議を送り出した立憲民主党が1人で、ほかは無所属になる。ある新人は当選前から会派入りの勧誘を受けているとし、「支援者の意向も聞きながら、足並みをそろえていける会派に入りたい」と見据える。一方、現在の会派に所属する現職の1人は「(新人の)政治信条や人となりを見て声を掛けていきたい」と話していた。
 会派届の受け付けは5月9日に締め切られる。その後、正副議長、常任委員長などの議会人事を決める手続きが控えている。