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上高地春の観光開幕 公園線の閉鎖解除

観光客が訪れ始めた上高地の河童橋周辺

 北アルプス南部の山岳景勝地・上高地(松本市安曇)へ通じる県道上高地公園線の冬季閉鎖が、17日に解除された。マイカー規制の乗り換え拠点となる安曇沢渡の沢渡バスターミナル(沢渡ナショナルパークゲート)では同日朝、上高地へ向かうシャトルバスとタクシーの出発式があり、地元の観光・交通関係者ら約50人が出席して、春の観光シーズンの幕開けを祝った。

 バス・タクシーの運転手へ花束が贈られ、関係者によるテープカットの後、観光客を乗せて上高地へ向かった。上高地は河童橋の周辺で腰ほどの深さの雪が残っており、雪上散策を楽しむ観光客もいた。宿泊施設や店舗では開業準備が進められ、まだ深い雪に覆われている穂高連峰上空には、山小屋の小屋開け作業を急ぐヘリコプターが忙しく飛び回っていた。
 10代から北アルプス登山に親しみ、この時期を含めて年3~4回は上高地を訪れるという愛知県春日井市の小林毅文さん(84)は「昨年よりも雪が多く残っていてうれしい。自然を満喫したい」と笑顔で話していた。
 上高地開山祭は27日に河童橋のたもとで催される。

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