政治・経済

木祖村議選 初の選挙公報 各候補の訴え 投票の判断材料に

 21日投開票の木祖村議会議員選挙では、候補者の写真や訴えを掲載する「選挙公報」が初めて導入された。公約が比較できるほか、書体やレイアウトなどで見やすさも工夫されている。「投票の判断材料が増えた」「個性が出ていて面白い」と有権者の反応は良さそうだ。

 選挙公報は、タブロイド判4ページで、各候補者には同一のスペース(縦9センチ、横25センチ)が割り当てられ、1250部印刷した。村内の世帯数は1018戸で、村内各区の自治会長を通じて配られる。
 候補者から提出された原稿を写真に撮ってそのまま印刷した。掲載順序はくじで決まった。名前や写真、キャッチコピー、公約などがずらりと並ぶ。読みやすさ重視で文字を大きくしたり、イラストや屋号を入れた候補者もいる。
 選挙公報の発行が義務づけられているのは国政選挙と県知事選挙のみで、町村議選については、公職選挙法で、自治体が条例を定めて任意に発行できるとされている。村議会の呼び掛けを受け、村が平成29
年に必要な条例を制定した。昨年9月の村長選と村議補選は無投票だったため、公報は発行されなかった。村議会議長で、今回の村議選には立候補しなかった田上康男さん(73)は、刷り上がったばかりの公報を手に「各候補者の考え方を知ることができる。村議選への関心がより高まる」と話していた。
 選挙公報は、木祖と同じ日程で行われる大桑村議選でも発行された。