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ぽかぽか週末ようやく花見 各地の名所にぎわう

国籍を問わず車座になり、花見を楽しむ信州大学の学生たち(松本城公園)

 松本市の松本城で7日に桜が開花して最初の週末を迎えた13日、松本地方の桜の名所は多くの花見客でにぎわった。前日まで続いた冬の名残の寒さは収まって松本市沢村で最高気温16・7度を観測するなど春本番の陽気となり、徐々に見頃となり始めた桜の下で市民や観光客が花見を楽しんでいた。

 標高600メートル前後の松本城周辺の平地では桜が満開近くとなり、松本城公園内でもシートを広げてお花見を楽しむ人が目立った。園内西側で当初の予定より1週間遅れでお花見会を開いた信州大学国際交流サークルの学生約100人は、桜の下に幾つもの輪をつくってジュースや菓子を囲んで交流を楽しんだ。
 幹事を務めた韓国出身の理学部2年・全雄進さん(20)は「桜がなかなか咲かずつらかったが延期して良かった」とほっとした表情を見せた。サークル長の医学部保健学科2年・今井美那さん(19)は「日中の寒さを心配したが暖かくなって良かった。去年より大勢が集まってくれた」と喜んでいた。
 松本城より標高が約70メートル高い市内の城山公園にも大勢の花見客が車で訪れ、渋滞するほどだった。開花はまだ1割ほどとつぼみが目立ったが、暖かな日差しが注ぐ桜並木の下で家族連れらがのんびりと昼食を楽しみ、屋台で焼きそばなどを買い求める人も多かった。
 友達と一緒に花見をした城山の主婦・鈴木尭子さん(35)は「前夜に思い立って集まった。開花には少し早かったけれど晴れて暖かく、よい週末」と笑顔を見せ「花が満開になる来週末もまた集まりたいね」と目を細めた。

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