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巨大カブトムシ圧巻 松本の二木理容店で飼育

 松本市埋橋1の二木理容店で、世界最大のカブトムシとして知られ「昆虫の王者」とも呼ばれる「ヘラクレスオオカブト」が飼育されている。雄と雌の2匹がおり、雄は全長16・3㌢と圧巻の大きさを誇る。理容店の客からは「大きい」「すごい」「初めて実物を見た」などと驚きの声が上がり、話題沸騰中だ。

 もともと趣味で飼っていた常連客から3月末に譲り受け、観賞できるように透明の飼育容器に入れて店内に置いている。雄の最大個体は全長約18センチといわれ、そこまでとはいかないまでも、体表面の特徴的な黄色と、黒光りする2本の角(頭角と胸角)を含めた全長16センチ以上の容姿は見応え十分だ。角がない雌の体長は7・6センチで、全長18・1センチの親を持つ個体だという。
 譲り受けるという話をもらったときに、店主の二木なお美さんと、一緒に店を営む娘の薩美寿枝さんは「興味がなかった」と声をそろえる。しかし家族会議の末、薩美さんの長男で小学校1年生の恵太君のために飼うことにした。実物を初めて見たときは想像以上の大きさで「すごい以外の言葉が出なかった」と薩美さん。毎日見ていると「愛着が湧いてきたかも」と笑う。
 恵太君が命名し、雄は「ヘラ太郎」、雌は「ヘランちゃん」。上手に飼えば1年以上生きるともいわれており、看板犬ならぬ「看板カブトムシ」として大切に育てている。