政治・経済

自・公・共4氏が優位に 県議選松本東筑区の終盤情勢

 7日投開票の県議会議員選挙は終盤戦に突入した。市民タイムスは4日、9人が立候補した松本市東筑摩郡区(定数7)の有権者を対象に実施した電話調査の結果をまとめ、期日前投票所での出口調査などの取材も加味して情勢を分析した。全域に後援会などを組織する自民党の萩原清氏と本郷一彦氏、公明党の中川宏昌氏、共産党の両角友成氏の現職4人が安定した戦いを展開している。自民党現職の清沢英男氏、無所属元職の中川博司氏、無所属現職の百瀬智之氏、国民民主党現職の下沢順一郎氏がしのぎを削り、日本維新の会新人の小金沢昭秀氏が追いかけている。

 電話の調査では、投票する候補者を「決めていない」と答えた人が35%おり、浮動票の行方が当落に影響しそうだ。
 萩原氏は自民党支持層の約3割をまとめた。地盤の市東山部、河西部で勢いがあり、各年代からバランス良く支持を集めている。
 清沢氏は地元東筑摩郡で優勢に戦い、市西部でも一定の支持を得る。市内でも浸透を図り、遊説ほか電話での支持拡大も強める。
 小金沢氏は市内の住宅街を中心に街頭演説を行い、維新支持層や無党派層への浸透に努めているが、まだ十分に図られていない。
 本郷氏は自民党支持層の約3割を固め、地盤の南部や深志北もまとめた。企業の支援で40、50代の支持を集め、男性の割合が高い。
 中川博司氏は社民党支持層を固め、東山部でも一定の支持を得る。終盤戦で市街地でのつじ立ちを増やし票の上積みを狙う。
 百瀬氏は東筑摩郡の一部や市西部で支持を得る。「政党候補者に負けられない」と街頭演説の回数増で無党派層の支持拡大を急ぐ。
 中川宏昌氏は公明党支持層をまとめており、20、30代の若年層にも浸透する。住宅街や駅前で街頭演説を重ね広くアピールしている。
 下沢氏は国民民主や立憲民主党の支持者に浸透する。無党派層へ訴えを強化し、政治団体・新政信州の関係国会議員が応援に入る。
 両角氏は、共産党だけでなく無党派層にも食い込む。市東山部で支持を集め、男性、女性の双方から幅広く支持を得ている。

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