連載・特集

2019.4.22みすず野

 なり手不足などどこ吹く風、松本市議選は31議席をめぐって42人が立ち、大激戦だった。当選した新市議の皆さんは、胸をなで下ろしていることだろう。新塩尻市議、新朝日村長、新木祖村議、新大桑村議の方々も。昨夜の喜びを忘れることなく、頑張っていただきたい◆自治体ごと政策、課題は異なるし、地域によっても違う。極めて身近な問題から、中長期的な展望まで幅は広い。一方、税収は伸びを欠き、予算は限られる。どう使い、何を優先すればいいのか。そのかじ取りが自治体の長ならば、住民要望の実現に向けて働きかけたり、検討したり、判断したりするのが議員の役目だ。しっかり取り組んでほしい◆まもなく幕を閉じる平成は、「地方の時代」と喧伝されたが、実現したとは言えず、むしろ地方は衰退、縮小した。松本、塩尻といった地方の中心都市が果たす役割は大きく、いっそう活気ある、住みやすい地にしていかなければならない◆地方政治・議会に期待するものの、松本、塩尻両市とも長期政権の中で、緊張感をなくしていないか。新議員の皆さんの発想、提言、実行力で打破してもらいたいと思っている。