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南木曽・田立の「のどか」開所祝う

 南木曽町が田立の空き家を改修して設けたコミュニティー施設に4月1日、障害者の地域活動支援センター「のどか」が開所する。28日に施設でお祝いの会があり、利用者と関係者が一緒に食事を楽しみ、建物の完成とセンターの開所を喜び合った。

 地域活動支援センターは、障害者が作業や余暇活動をして日中を過ごす。町の委託を受けてNPO法人なぎそ福祉会が運営する。町の施設整備を受け、これまで蘭地区にあった拠点を移し、新たに「のどか」と名付けた。
 祝う会で、なぎそ福祉会の小幡紀子理事長は「みんなで仲良くのどかに過ごせるように」とあいさつし、利用者は広々と明るい施設に「うれしい」と笑顔を見せた。向井裕明町長は「町としても大変うれしい。心温まりのんびり過ごせる施設になれば」と願っていた。
 平成4年に建設され、8年ほど空き家になっていた木造2階建て延べ約139平方㍍の民家を町が取得し、耐震性や断熱性を高め、床の段差をなくすなどの改修をした。町が空き家対策で手掛けた初めての改修・活用事例となる。用地取得を含めた総事業費は約3000万円で、約1100万円の国補助を受けた。
 施設は、のどかのほかに、地域住民が集まって手芸などを楽しむ「まんまるくらぶ」や、認知症の人や家族が交流し専門家に相談できる「ほっとカフェ花馬」の場としても利用される。