教育・子育て

筑北2小学校統合の検討大詰め 10月中に方針確定へ

統合小の校舎となる坂井小学校

 筑北村の筑北、坂井両小学校が平成32(2020)年度に統合されるまであと1年余となった。来年度は、29年度から進めてきた通学バスや児童の持ち物などの検討も大詰めを迎える。村教育委員会はかばんや運動服など持ち物に関しては夏前に、それ以外に調整が必要な項目は10月中に確定させたい考えだ。

 両校の教職員や保護者、有識者らでつくる検討組織が教育方針や通学手段、持ち物についてそれぞれ部会ごとに話し合いを進めている。これまでに村教委が事務局案を提示し、保護者の意見を吸い上げてきた。今後は案に意見を反映させながら詰めの段階に入る。
 教育方針を検討する部会では、筑北小が教育課程特例校として行ってきた外国語活動や両校での郷土学習など、それぞれの良さを生かした方針が練られている。来年度は試行期間として、両校の児童たちの交流も深める。
 通学手段のスクールバスは当初、登校時の便で4台を想定していたが、余裕を持たせるために1台増やす方向だ。乗車場所は確定していないが、村役場前や坂北駅前などを想定し、1台が2~5カ所を回る形とする。健康面を考えて自宅からバス停まで徒歩の時間を20分程度以内とし、乗車時間が30分を超えないよう調整している。
 両校では現在、別々のかばんや運動服、上履きを使っている。そのため、家庭の金銭的な負担を考慮し、統合後も完全な統一まで何年かは移行期間を設ける予定だ。
 放課後児童クラブの開設場所は今夏に検討が始まるが、現状と同様に置き、坂井地域の児童は坂井児童館に、本城・坂北地域の児童は現筑北小学校舎内の一室を見込む。
 統合小の校舎となる坂井小の整備も来年度中に行われる。新給食棟の建設工事は5月に入札し、来年3月に完成させる。猛暑対策のエアコン設置は6月中旬までに完了させる方針だ。宮下敏彦教育長は「できるだけ早い時期に決定し、保護者の協力を得て統合校に行く準備を行っていきたい」と話している。

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