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練習試合で選手が躍動 山雅 31日のホーム戦へ鋭気

 サッカーJ1松本山雅FCは24日、J2甲府、慶応大学を相手に練習試合を行った。山梨県韮崎市で行った甲府との試合はPKで先制を許したものの、MF塚川がCKで同点にし、MFセルジーニョがPKを決めて逆転勝ちした。慶応大との試合は松本市のかりがねサッカー場で行い、後半にFW永井が先制点を決めると、途中出場のFW榎本が2ゴールを奪い、3―0で勝った。
 チームは非公開練習とオフを挟み、27日に練習を再開し、31日のホーム川崎戦に備えていく。

 リーグ戦、カップ戦を合わせて3連敗で迎えた公式戦の中断期間。「メンバー構成を含めてリセットする。大事な2週間になる」(反町康治監督)との位置づけで練習試合を組んだ。J2甲府と慶応大学とカテゴリーが違う相手だが「どちらが上でどちらが下という意図はない」と反町監督が言う通り、リーグ戦、カップ戦で分かれていたメンバーが混在する形で二つの練習試合に臨んだ。
 甲府戦の3バックは橋内、今井、エドゥアルドの組み合わせで、右サイドは田中隼、左サイドは高橋、ボランチは藤田と宮阪が組み、1トップはレアンドロペレイラが担った。2シャドーはセルジーニョと、ボランチが本職の塚川が務めた。対外試合では初めての顔ぶれで、前半はぎくしゃくしたプレーもあってPKから失点したものの、後半は連係が深まりセットプレーから2得点した。塚川は「がむしゃらに走ろうと思った」といい、同点弾と、逆転につながるPK獲得のプレーを見せた。90分間プレーしたレアンドロペレイラも「(塚川と)良いコンビネーションが出せた」と振り返った。
 慶応大学との試合も前半は攻めあぐねたが、後半に畳み掛けて勝利を得られた。練習試合とはいえ2試合とも勝てたことに反町監督は「負け癖がつかないで良かった」といい、甲府との試合でゲームキャプテンを務めた橋内も「勝てた上で修正点を見つけられ、成果もあった」と手応えを口にした。チームに良い競争が生まれたのは間違いなく、勝った勢いに乗って強豪の川崎戦に臨めそうだ。