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シニア大木曽学部 新入生の勧誘に力

 中高年層の社会参画を促す学習と交流の場・県シニア大学木曽学部の新入生が集まらず、運営する県長寿社会開発センター木曽支部が募集に力を入れている。新年度の願書提出者は定員50人に対し10人ほどにとどまっており、募集期間を4月22日まで約1カ月間延長してPRを重ねている。

 シニア大学の入学者数が少ない状況は全県的な傾向で、木曽学部でこの10年間に定員に達したのは平成22年度だけだ。30年度の入学者数は21人だった。定年後も働いたり地区の活動で役員を任されたりと「忙しい高齢者」が増えているのが背景にあるとみられる。
 実際に入学した生徒からは好評を得ており、事務局の県木曽保健福祉事務所福祉課は、町村や社会福祉協議会、卒業生・在校生に協力を求めて勧誘に力を注ぐ。新年度に向けては職員がスーパー前でチラシを配る啓発活動にも初めて取り組んだ。福祉課の百瀬秀幸課長は「シニア大学でぜひ学びと人のつながりを広めていただきたい」と呼び掛けている。
 修学期間は2年間で、幅広い教養や趣味、地域活動の実践活動などに取り組む。授業料は年間1万円。問い合わせは木曽保健福祉事務所福祉課(電話0264・25・2218)または最寄りの町村役場・支所へ。

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