政治・経済

デイリーはやしや、自社敷地内に保育園 10月に開設予定

保育園の完成イメージ図

 弁当や総菜などを製造するデイリーはやしや(松本市和田)が、松本臨空工業団地にある本社敷地内に10月、保育園を開設する。自社や工業団地の企業に勤める従業員のほか、地域からも園児を受け入れる。最新のIoT(モノのインターネット)技術を導入して保育士の負担を軽減し、保育の質の向上にも取り組む。

 保育の希望が多い0~2歳児までの専門保育園で、定員は0歳児5人、1歳児7人、2歳児7人の計19人となる。うち10人は自社と周辺企業に勤務する人、9人は地域枠として園児を新年度に一般から募る。
 本社屋前に木造平屋約175平方メートルの園舎を建設し、園庭も整える。園児が昼寝の際に異変を起こした場合に保育士に知らせるセンサーや、保育室にカメラを設置して家族が勤務先からスマートフォンなどで園児の様子を確認できる仕組みの導入を検討する。国の企業主導型保育事業助成金約5000万円を受け、建設総事業費約8000万円で園舎を建設する。今後、県内外の工場にも保育園を開設する構想もある。
 工業団地管理組合が団地内の企業の従業員らを対象に実施したアンケートで、保育園の設置を求める声が多かったことや、市内で待機児童が発生していることなどから、地域貢献の一環として開設する。デイリーはやしや保育準備支援室の南澤尚樹室長は「地域の方々に支えられて事業を行っているので、地域への恩返しになれば」と話している。

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