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岩原地区の宝 ガイド本発行 安曇野 散策コースも

 安曇野市堀金烏川の岩原地区の住民有志でつくる「岩原自然と文化を守り育てる会」(百瀬新治代表)は22日、区内にある66の"宝"を紹介するガイド本を発行した。山城跡や不思議なほこら、希少なチョウの保護区、魅力的な店などを選んだ。"宝"を歩いて巡れる10のコースを設定したのも特徴だ。

 本の名称は『これぞ安曇野 岩原のタカラ』で、A5判187ページで3000部を作製した。1部1000円で販売する。本の中では、男女の子供のキャラクター「い~わ」と「は~ら」が所々で登場し、案内する内容となっている。"宝"としては、戦国時代の山城跡で遊歩道が整った「岩原城跡」や、明治時代に北アルプス・常念岳に登頂した英国人宣教師ウォルター・ウェストンの胸像などを載せた。
 山犬を神の使いとして祭ったほこら「三峯様」は、雪のかまくらのように杉の葉で覆われており、独特の光景が広がる。国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区内にある絶滅危惧種のチョウ・オオルリシジミの保護区も、大切な場所として挙げた。
 "宝"を巡る10のベストコースも選定した。歴史や産業、神仏などテーマ別になっており、1コース5~6キロで、半日かけて散策できる。
 本は会員の8人で刊行委員会を設け、1年間かけてまとめた。百瀬代表は「まずは地元の人に読んでほしい。発行はスタートであり、この機会により地域を盛り上げていきたい」と意欲を見せる。書店では、同市豊科南穂高の平安堂あづみ野店で、4月3日以降に購入できるよう調整している。問い合わせは事務局の南さん(電話090・3803・2833)へ。

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