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木曽に春の風情 昔ながらのみそ仕込み講習始まる

 木曽町新開のふるさと体験館きそふくしまで21日、春恒例のみそ造り講習会が始まった。暖かくなり、仕込みに適した時季に開く人気講習会で、今年は4月7日まで計14回を予定する。ゆでた大豆の香りが満ちる中、子供も大人も仕込みに力を合わせ、会場は季節の風情に包まれた。
 初日は約20人で計180キロ分のみそを仕込んだ。ゆでた大豆を年代物の手動ミキサーでつぶし、塩とこうじ菌を混ぜて、持ち帰り用のおけに丁寧に詰めた。混ぜる作業では10人ほどで台を囲み、山状に材料を集めては崩す動作を7回繰り返し、参加者の額には汗がにじんでいた。
 昔ながらの仕込み作業の楽しさと、みそのおいしさが好評で、毎年受講する人が多い。母親と訪れた木曽町開田高原西野の小学校1年生・田口寛大君(7)は3回目の参加で「上手にできた」とうなずいた。同町新開の会社員・沼田好文さん(62)も常連の一人で「15年ほど前まで自分の家でやっていたので懐かしさがある。みその味も市販品と全然違う」と魅力を話していた。
 講習会は一部予約に空きがある。参加費は体験料1200円と、みそ1キロにつき600円で、5キロから受け付ける。予約・問い合わせは体験館(電話0264・27・1011)へ。

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