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マツタケ復活へアカマツ林確認 安曇野 専門家が高評価

 安曇野市の里山再生プロジェクト(愛称・さとぷろ。)として、マツタケの産地復活を目指す市民らが13日、三郷小倉の室山でアカマツ林の状態を確認した。マツタケが生えやすいように昨年から落ち葉の除去を続けており、この日は専門家が状態を点検した。今年最初の作業も行った。

 「よみがえれ!マツタケ!」と題し、かつてはマツタケの産地だった室山で、生育に適した環境整備に取り組んでいる。この日は市民有志と市や県の職員ら27人が参加した。昨年は堆積した落ち葉を3回ほど除いており、講師を務めた県林業総合センターの古川仁特産部長は「素晴らしい。このような感じでいい。光も適度に当たり、地面も風通しが良い」と評価した。光の状態は指標としては「ツツジが咲く程度がいい」と説明した。今後、マツタケの胞子を散布するのであれば、再来年以降は菌が活発になる5月下旬~10月は手入れを控え、冬季に行った方がいいと助言した。マツタケと競合する菌を除く作業も実演した。
 今年は3回ほど環境整備を行う予定だ。実際にマツタケが生えるのは5年ほどかかるという。リーダーで庭園管理業の小林清次さん(78)=三郷明盛=は「今は40~50坪くらいの広さだが、もう少し範囲を広げることも考えたい」と話していた。