教育・子育て

麻績 就学前の子供増加

 麻績村の小学校入学前の子供の数がここにきてじわりと増えてきた。全国的に山あいの村で少子化が進む中、2月1日現在で109人を数え、ここ数年、増加傾向が続く。これまで村が力を入れてきた子育て支援策や若者定住促進住宅建設などの移住促進策が実を結び始めたとみられ、関係者は喜んでいる。新年度も保小中連携強化も含めた関連施策を継続させて、より子育てしやすい村づくりを進めていく。

 村住民課によると、0~6歳の子供の数は平成28年が83人だったが、翌年に94人に増え、30年に107人と大台に達した(いずれも2月1日時点)。
 村は、本町と天王の両地区に計43棟を建設してきた若者定住促進住宅に村内外から子育て世代が多く入居したことが最大の理由と考えている。ほぼ全棟に入居しており、30代の子育て世代が中心だ。振興課は「本年度建てた本町の4棟について、すでに問い合わせが5、6件寄せられている。空き待ちの方もいるほど人気があり、ありがたい」と喜ぶ。長野道のインターチェンジやJR篠ノ井線の駅があり、松本、長野、千曲、上田の周辺都市に出かけるのにも便利な好立地も幸いしているようだ。
 都市部から家族で移り住む地域おこし協力隊員も増えている。子供を連れて着任する隊員もおり、村づくり推進課は「農業研修を任務とする隊員を主に子供連れが多くなっている。村で子供が生まれた方もいる」と話す。
 村教育委員会は、子育て支援の拡充にも力を入れてきた成果との相乗効果と推測する。子育て支援の拠点「ひだまり広場」の開放時間の延長や、子育て相談窓口の利用推進、保健師との連携を図ってきた。臼井太津男教育次長は「新年度も保育園から中学校までの連携を強めるなどしてこれまでの施策を継続、充実させていきたい」と話している。