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山形・黒川堰通水125年祝う 改良区、節目に全国表彰も

歴史の節目と表彰を受けたことを祝った祝賀会

 山形村と松本市波田地区の農地に水を供給している黒川堰土地改良区は1日、村ミラ・フード館で、堰に水が通ってから125年が過ぎたことと、全国土地改良事業団体連合会の表彰を受けたことを併せた祝賀会を開いた。改良区や村の関係者ら約20人が出席した。

 元理事長の古川敏夫さんが、水害対策と施設整備などの関係を振り返った。山形村の本庄利昭村長は「苦労して水を引いた"農民魂"は現代にも引き継がれ、村は県内有数の農業地帯になった」と話し、今後も農業振興を通じた地域活性化に改良区が貢献することに期待した。
 上條重幸理事長は黒川堰の歴史を振り返り、施設の維持など現在の仕事に触れながら、使われなくなった施設を文化財にするよう各機関に働き掛けていることを紹介した。「子供たちと関わりを持ち、薄れている水を尊いと感じる意識を持つよう働き掛けたい」と話していた。
 黒川堰は明治26(1893)年の通水から昨年で125年となった。表彰は組合員による一致団結した運営と農業生産基盤の整備開発への努力をたたえ、昨年3月に「銀章」が贈られた。