地域の話題

次世代のための里山活用考える 塩尻でフォーラム

森林や里山の活用を探る参加者たち
 「子育て・子育ち支援フォーラム―森林・里山をもっと身近に!」が2日、塩尻市市民交流センター・えんぱーくで開かれた。地域の森林資源や里山を次世代の健全育成に生かそうと行政や市民団体が情報交換し、アイデアを出し合う集いで、地元のNPO法人・わおんが県の「地域発元気づくり支援金」を活用して開催した。
 官民6団体が事例発表した。塩尻市森林課は市民参加を募って市有林を育てる「市民の森林づくり事業」を紹介し、県松本地域振興局林務課は里山整備利用地域の支援や森林税の活用を報告した。塩尻市森林公社は本年度、宗賀小学校4年生と取り組んだ「森の健康診断」を振り返った上で、「山に入り、山の姿を知ることで間伐や手入れの必要を実感してもらえる。その先で森林活動の体験者が増えれば」と期待していた。  後半は参加者がざっくばらんに意見交換して、森林や里山の活用を展望した。  関係者によると、県は豊かな森林資源に恵まれる一方、地権者との調整が壁となって活用が思うように進まないケースも少なくない。わおんの山田勇理事長は「各地で子供たちが気軽に足を運んだり遊んだりできる森が増えれば」と話していた。