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上松の地域おこし協力隊 木工部が空き工場に工房

上松町の県上松技術専門校を修了後、町地域おこし協力隊の「木工部」として活動する2人が、正島町の空き工場を改修し、活動拠点となる工房「アゲマツ ウッド・ライフ・メイキング」をオープンした。昨年4月の活動開始から、1年弱でオープンにこぎ着けた。2日に上松技術専門校で開かれる「ひのきの里の技能祭」に合わせ、工房の見学会を開く。

 木工部の2人は高橋一真さん(36)=京都府宇治市出身=と、小林信彦さん(30)=長野市出身。いずれも昨年3月に、上松技術専門校を修了し、同4月に協力隊として活動を始めた。
 工房は正島町の木曽官材市売の北100㍍にあり、木造平屋約60平方㍍。かつては建具などを作る工場だったが、経営者が亡くなった平成24年以降は空き工場となっていた。2人は手始めに工場内を片付け、老朽化で傷んだ床板を張り替えた。木工用機械も新たに設置・導入した。
 今後、工房で「ふるさと納税」の返礼品となる木工品の開発・制作や、中型家具作りに取り組む。地元住民との交流の場としても活用し、木工の楽しさを伝え、人材育成なども目指す。高橋さんは「思った以上に時間がかかったが、良い拠点ができた」と喜び、小林さんは「町の人たちと一丸となって木工の町・上松を盛り上げたい」と意気込む。
 見学会では木工部の活動を紹介し、ふるさと納税返礼品用に試作した椅子を展示する。工房の改修前の写真約40点も並べる。午前11時から午後1時半まで。

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