地域の話題

「団結の証し」折り鶴3万5000羽 上松小6年生が作る

 上松町の上松小学校6年生29人は昨年秋から、一部の児童の発案で、折り鶴作りを続けてきた。卒業式(16日)を前に、目標に掲げた3万羽を優に超え、3万5000羽となった。

 7・5㌢四方の折り紙を使い、行事の前に目標達成や好天を願って鶴を折った。1000羽ずつ束ねては教室前の廊下につるし、折り鶴のすだれができた。修学旅行では町出身の大相撲力士・御嶽海関にも必勝祈願の千羽鶴を届けた。
 中心となって折ったのは松岡来実さん(12)と山本愛葉さん(12)、田中千早さん(12)、井領怜那さん(12)、真由さん(12)、結愛さん(12)の三つ子の姉妹の計6人。6人で1万羽余を作った。松岡さんらは「毎日作った。もう作れないのは寂しい」と惜しむ。
 「巣立ちの日」を間近に控えた13日、小学校生活と共にあった千羽鶴を一束ずつ持ち帰った。中にはじゃんけんをして、持ち帰る千羽鶴を決める児童たちもいて、鳴海明日夢君(12)は「色鮮やかできれい」と勝ち取った鶴を眺めていた。
 担任の仁城崇晴教諭は「よくやったの一言」と感心し「優しく互いに協力ができ、団結力がある子供たち。中学校に進学しても、どうかこのままで」と目を細めていた。

連載・特集

もっと見る