連載・特集

2019.3.13みすず野

 人は誰しも何らかの不安を覚えながら生活している。不安と闘い、乗り越えて生きている。赤ちゃんが生まれた夫婦が、育児の不安を抱え、うちの子は大丈夫かと思いつつ、おっぱいをやるなどして育てているのも例外ではない◆市町村から交付される「母子健康手帳」は、育児上の注意、病気予防、栄養の摂取方法が記され、健診や保健指導の際の記載、成長記録の書き込みもできる。いわば育児の常識、標準がわかり、その範囲内なら安心というわけだ。ところが、育児の常識は時代によって大きく変わる◆ヤクルト本社発行の雑誌『ヘルシスト』の最新号に、出産・育児の新常識が特集されていた。「妊娠前後の『体重管理』が子どもの将来を決める」「腸内細菌は『母から子へ』どのように受け継がれるのか」のほか、予防接種の現状や課題を各専門家が説いている◆昔から言われる「小さく産んで、大きく育てる」は正しくない。「生後6カ月までの赤ちゃんは、母親からの抗体があるので風邪をひかない」は、伝説に過ぎないなども。さまざまな情報を得ながら、近くに先輩や祖母がいれば相談し、粘り強く育てていきたい。

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