政治・経済

JAあづみ 5支所に再編

 JAあづみは27日、安曇野市豊科南穂高の安曇野スイス村サンモリッツで組合員代表者集会を開き、支所再編の具体案を示した。現18支所は今後3年間で豊科、穂高、烏川、温、梓の旧町村単位の5基幹支所に機能を集約し、各支所にある金融店舗を統合する。再編後の旧支所は建物を存続し、組合員のよりどころ「地区ふれあいセンター」に移行する。

 総代や部会長など約470人が集まり、支所再編を含む次期3カ年計画を了承した。支所機能を廃止するのは、堀金地域では三田支所、松本市梓川・安曇・奈川地域では倭、島々、大野川、奈川の4支所、三郷地域では明盛、小倉の2支所、豊科地域では南穂高、上川手、高家の3支所、穂高地域は北穂高、西穂高の2支所となる。金融店舗の代わりにATM(現金自動預払機)を設置する。
 穂高地域の副基幹支所である有明支所は「有明出張所」として金融店舗を残す。金融店舗は新5支所と合わせて計6店舗になる。
 課題は、現支所を中心に細かく分かれている女性部や農家組合などの組織を新支所がどうまとめていくかだ。JAは新支所に「くみあい員課」を新設して組合員対応の充実を図るほか、地域の組合員と協力して新支所のビジョンを策定し、一体感、自立性を高める。
 再編後の旧支所が移行する「地区ふれあいセンター」は組織、営農活動などの拠点として、金融事業以外のこれまでの利用を継続する。
 代表者集会で千國茂組合長は、経営基盤の確立が差し迫った課題だと強調し「できることならやりたくないが、そうは言っても、やらないで将来があるということではない」と述べ、理解を求めた。
 支所再編は通常総代会で定款変更し、最終決定となる。