政治・経済

県議選木曽郡区は無投票の可能性 告示まで1カ月で対抗馬擁立は具体化せず

 統一地方選前半の県議会議員選挙(3月29日告示、4月7日投開票)は告示まで1カ月となった。木曽郡区(定数1)の立候補予定者は、無所属新人で元木曽町議会議員の大畑俊隆氏(63)=木曽町福島=だけで、他に表立った動きはない。対抗馬が必要、との声が一部にあるものの擁立は具体化しておらず、無投票の可能性が出てきた。
 大畑氏は、昨年12月末の出馬意思表明後、あいさつ回りと郡全域を網羅する後援会組織づくりを進めてきた。後援会は平成の合併前の旧町村単位に支部を置く体制がほぼ整ったとし、28日に各地区代表を集めて幹事会を開く。木曽町福島の中心街に事務所を設け、3月10日に事務所開きをする予定だ。
 医療体制の維持・充実、若者が木曽に残れる雇用の受け皿作りなどに意欲を語り、ここまで少なかったミニ集会や街頭演説も今後は増やしたいとする。「保守系無所属」を掲げ、政党の推薦は受けない。当初、各種団体には推薦を求める意向だったが、政党色のある団体の推薦も受けない方針だ。「1人区なので広く多くの人の意見、気持ちを聞き、オール木曽でいかなくては木曽の思いを県政に届けられない」とする。
 平成27年4月の前回選は、現職の村上淳氏(64)=上松町本町通り=と、無所属新人で会社社長の三浦茂樹氏(50)=木曽町福島=が争い、村上氏が4選を果たした。今選挙を巡っては村上氏が引退を表明している。三浦氏は出馬意思を表明したものの、同じ福島中心街から大畑氏が名乗りを上げたのを受け「地元の相互扶助の関係を壊したくない」として、1月に立候補取りやめを決めた。

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