政治・経済

松川村で暮らしてみよう すずむし荘冬期間活用

 松川村は、村への移住を考えている人たちに、お得な料金で村温泉宿泊施設・すずむし荘に宿泊してもらい、村での生活を体験してもらう「松川村お試し暮らし」を初めて企画した。宿泊客が減る冬から早春のオフシーズンに宿泊施設を活用し、村内への移住定住を促進する狙いだ。これまでに関東地方の4組が3月に予約を入れており、出足は好調だ。

 2月1日に宿泊の申し込みの受け付けを始め、3月31日まで宿泊を受け入れる。金・土曜日を除き、素泊まりで和室を1室3000円で使える。1室に最大で4人が泊まることが可能で、大人2人と子供3人の組み合わせでもよい。人数内であれば何人泊まっても値段は変わらず、最長で5泊できる。入浴料は別途、1人500円が必要。
 対象は村内への移住を検討している人で、観光を目的とした宿泊はできない。滞在中には、村1万人復活特命係が村内の店や病院、学校などを案内する「生活圏視察ツアー」への参加や、アンケートへの回答が必要となる。
 予約した4組の中には、村が過去に実施した生活圏視察ツアーや魅力体験ツアー(農家民泊)、移住相談会に参加した人もいる。村の地道な活動が移住に向けた動きにつながってきている。
 すずむし荘の指定管理者から、閑散期の施設を有効利用するため、村事業で活用してもらえないかという提案もあった。
 1万人復活特命係の畠山正英係長は「観光シーズンではない冬季にあえて村で生活し、村の魅力や本当の姿を体感してほしい。予約も入り始めており、うれしい。ぜひ移住につなげたい」と話している。

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