スポーツ

最高峰の舞台で大声援 山雅の開幕戦にサポ1400人

 4年ぶり2度目のJ1で戦う松本山雅FCは23日、今季リーグ開幕戦に臨み、アウェーでジュビロ磐田と対戦して1―1で引き分けた。J1初挑戦では奮闘むなしく1年でJ2降格となっただけに、再挑戦の今季に懸けるサポーターの思いは強く、駆けつけた約1400人が一丸となって応援した。貴重な勝ち点1を挙げた選手たちは「J1でもやれる」と手応えをつかみ、J1残留へ力を合わせていくことを誓った。

 「止まらねぇ俺たち松本~」―。北側スタンドの2階アウェー席をチームカラーの緑色に埋めた山雅サポーター約1400人の大合唱が敵地のヤマハスタジアムを揺らした。チャントの「SEE OFF」をピッチに響かせながらタオルを高く突き上げて振り回し、4年ぶりのJ1の雰囲気に酔いしれた。
 前半8分、岩上の直接フリーキックで先制すると、今季初得点に割れんばかりの歓声を上げた。松川村細野の会社経営・草深国芳さん(66)は風邪気味ながら"強行"して駆けつけたが「応援の熱気で熱が下がった」と苦笑し「引き分けは残念だけど、最後まで踏ん張り良く耐えた」と選手たちをねぎらった。
 3世代10人で観戦に訪れた松本市和田の会社員・村上拓史さん(39)は「気持ちの入ったプレーでJ1の舞台を楽しんでほしい」と選手たちにエールを送り、FW前田大然選手のファンという長男の雄大君(8)=芝沢小学校2年=は「大然に得点を決めてほしい」と期待した。
 松本市笹賀の会社員・向井夏樹さん(43)は「生半可じゃない厳しい戦いが続くと思う。でも山雅の選手ならやってくれるはず」と今季の健闘を願った。
 スタジアムで観戦した山雅後援会の井上保会長は「勝つか負けるか紙一重の戦いで、選手たちの動きに手応えを感じた。サポーターの熱もホームと同じくらいすごく、後援会もJ1"残留"ではなくさらに"上"を目指す気持ちで応援していきたい」と力を込めた。