教育・子育て

信大付属小1年生が三九郎

 松本市の信州大学付属松本小学校1年西組は22日、校庭で松本地方の伝統行事・三九郎をした。昨秋から育てている蚕を通して、三九郎で焼いて食べる繭玉には蚕の成長を願う由来があると学び、企画した。児童たちはかわいがった蚕を思い出しながら手作りの繭玉を焼いて味わった。

命の大切さや地域の養蚕の歴史などを学ぼうと、担任の若林史也教諭が昨年9月に400匹分の蚕の卵を用意した。児童たちはクワの葉を集めたり手に載せたりとかわいがっていたが、成虫になったのは13匹だったという。
 児童たちは地区の三九郎に参加し「繭玉と蚕には関係があるのか」という疑問が生まれた。繭玉には蚕や生き物が元気に成長するよう願いが込められていると知り、自分たちの三九郎を計画した。
 三九郎には1年東組や信大付属幼稚園の園児も参加し、校庭には大小約20基のやぐらが並んだ。繭玉を焼いた松鹿武志君は「おいしい。蚕も喜んでくれているかな」とほほ笑み、若林教諭は「蚕に優しくしたように他の生き物や友達、家族を大切にする大人に育ってほしい」と願っていた。

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