地域の話題

安曇野市の地域おこし協力隊員が活動報告会

3人の隊員が活動内容を説明した報告会
 安曇野市は22日、市役所で地域おこし協力隊の報告会を開いた。農家民宿事業の推進や移住促進などに取り組む隊員3人が、活動内容や感じたことを率直に語った。初の隊員として平成28年9月に着任した高尾一成さん(29)は3月末で任期を終え、市内で就職、定住する予定と述べた。
 市民や市職員、他の自治体で活動する隊員ら約80人が報告に聴き入った。区の活動を支援している土屋陽子さん(45)は、安曇野は区の活動が活発で、家族以外の人のために行動する人たちの姿勢は素晴らしいと思うと述べた。区の活動をPRするキャラクターを作り、愛称を公募したいと意欲を見せた。  昨年4月に着任した長谷川愛さん(27)は、農家民宿事業で、修学旅行生などを受け入れる農家を新規開拓するのが使命と語った。約70戸の農家が会員となっている市農家民宿連絡協議会を紹介した上で、今後の取り組みに「体験メニューの開発」を挙げた。  移住促進に励んできた高尾さんは、協力隊とは「現場へ出て、いろいろな人とつながり、新しいことをやるものだ」というイメージが強かったが、実際はデスクワークが多く、ギャップがあったと話した。活動する中で、組織の中で働くことへの苦手意識はなくなったとし、退任後は「OBとして隊員をサポートしたい」と語った。  参加者からは「市は受け入れた隊員をどう評価しているのか」との質問が出されたほか、一人一人の隊員にもう少し裁量権があるような採用の仕方にするべきだとの指摘もあった。