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御嶽海が故郷に恩返し 木曽の小中学校訪問

 大相撲・御嶽海久司関(上松町出身、出羽海部屋)が22日、木曽郡内の小中学校を初めて訪問した。この日、木曽町中で行われた化粧まわしの贈呈式に出席するのに合わせて「故郷への恩返しに」と南木曽中、日義小中、県木曽養護を訪れ、質問に答えたり、腕相撲を楽しんだりした御嶽海関は「子供たちから元気をもらえた」と喜んでいた。

 質問は多彩だった。南木曽中で「初場所、休場していた間は何をしていたか」と問われた御嶽海関は「むちゃくちゃ暇だった」と話した上で「テレビで相撲中継を見ている悔しさが再出場を決意した理由。休場はつまらないものだと分かった」と話した。木曽養護で「給料はいくらか」と問われ、苦笑いを浮かべた御嶽海関は「公表されている額は『うん千万円』でしょうか」と答え、子供たちを驚かせていた。
 日義小中では、中学3年生の狩戸愛哉君(15)が「木曽青峰高の相撲部に入部し、押し相撲に磨きをかけたい」と決意を伝えた。御嶽海関は「四股やすり足と言った基本練習を他人の3、4倍やるように」と助言した。
 木曽町中で御嶽海関は、10人から腕相撲の挑戦を受けた。会場に足を運んだ小学生らには手加減をして「熱戦」を演出したが、相撲部の後輩には厳しかった。一瞬で勝負を決められた2年・下島朋也君(12)は「力を入れる間もなく負けてしまった」と悔しがり「稽古を頑張れば、御嶽海関のように強くなれるかも」と前を向いていた。

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