政治・経済

新ごみ処理施設が起工 穂高広域 2年後に完成

 安曇野市と周辺5町村でつくる穂高広域施設組合(管理者・宮澤宗弘市長)が2年かけて建設する新ごみ処理施設の起工式が21日、現施設・穂高クリーンセンター(穂高北穂高)南西側の組合所有地で行われた。年間3万1000トンを超えるごみを焼却し、1日最大6万キロワットの蒸気タービン発電機を回して消費電力を賄う新施設を、100億4400万円かけて建設する。平成33(2021)年2月に完成する予定だ。

 同センターの建て替えとして、約1・5ヘクタールの敷地に鉄筋コンクリート(一部鉄骨)造の地上6階建て、煙突を含めた高さが59メートルの新施設を整備する。24時間稼働の焼却炉を2基備え、1日最大120トンの処理能力を備える。
 発電機の導入は初めてとなる。超高温・高圧ボイラーによる蒸気で発電し、施設内の消費電力を賄い、余剰分は売電する。宮澤市長は起工式あいさつで「同等規模の導入実績としては国内でも他に類を見ない画期的な設備だ」と胸を張った。
 温水プールや展望風呂を備えた隣の余熱利用施設「あづみ野ランド」への余熱供給は、引き続き行う。
 3月初めから建築工事に入り、来年11月には試運転のためごみの受け入れを開始する。100億円を超える費用は市町村の分担金や国の交付金、基金からの繰り入れで賄う。6市町村のうち安曇野市の負担が大半を占め、市は合併特例債を活用する。