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白鳥が旅立ち 安曇野で北帰行始まる

犀川白鳥湖近くの田んぼから飛び立つコハクチョウ(19日午後4時17分)

 安曇野市内で越冬しているコハクチョウが故郷のシベリアに向かって旅立つ「北帰行」が19日に始まった。越冬地の犀川白鳥湖や御宝田遊水池ではこの日、そぼ降る雨の中を群れになって飛び立つコハクチョウの姿が見られた。

 市内で観察や保護活動に取り組む「アルプス白鳥の会」が、18日から19日にかけてコハクチョウの数が100羽以上減ったことから判断した。同会事務局の会田仁さん(69)は「北帰行が始まると春の足音を感じる。最後まで見送った後、来季の飛来を楽しみに待ちたい」と話していた。
 今季の飛来数は1月17日の498羽が最多で、観察を始めて以来35年間で2番目に少なかった。日本海側の越冬地の積雪が例年より少なかったのが影響しているとみられる。
北帰行の開始は平年並みで、3月まで続く。

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